スポーツクラブ専門の広告代理店が教える集客のブログ

どのSNSからはじめる?Twitter、LINE@、Youtubeのメリット・デメリット

こんにちは。スポーツクラブに特化した広告代理店・マーケティングデザインの廣見です。

現在、皆様のスポーツクラブではどのようなWeb集客に取り組まれていますでしょうか? もしかしたらこれから取り組もうとされている施設様の方が多いのかもしれません。

そこで、今回は、Twitter、LINE@、YoutubeなどのSNSについてお話いたします。

きっと「使い方が分からない」「あれもこれも運用できない・・・」と感じている方というのはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、まだソーシャルメディアをスポーツクラブに導入していない初心者向けに、Twitter、LINE@、Youtubeのメリットとデメリットを紹介していきます。

それでははじめていきましょう!

 

~この記事は、SPORTEC 2015で開催した「スポーツクラブにおけるWeb集客の導入についてインターネットを使って今一番やらなければならないことというセミナー内容をもとに、Web用に再編集してお届けしています~

Twitter、LINE@、Youtubeは、いますぐの売り上げには直結しません・・・!

今回お話するTwitter、LINE@、Youtubeは、スポーツクラブの集客において「明日の売り上げづくり」につながるものだということを覚えていてください。

(「今日の売り上げづくり」「明日の売り上げづくり」については、この記事をご覧ください)

そして、リスティング広告は売り上げに直結する広告Facebook広告はリスティングよりも安価に使えて売り上げにも直結する広告としてお伝えしてきました。

ところが、Twitter、LINE@、Youtubeは、リスティングとFacebook広告とは違い、「明日の売り上げにつながる媒体」なんです。

Twitter、LINE@、Youtubeはすべて、消費者とコミュニケーションをとりながら、話題になる情報、タメになる情報を伝え、そしてブランド力をアップさせるものとして考えましょう。

それでは各媒体について事例を交えて紹介いたします!

(1)Twitterは「フォロワー」を増やして拡散に期待!

Twitterを使うときに大事なのは、フォロワーと呼ばれる「自分の活動を追っている人」を増やすことです。フォロワー数が少なければ、集客効果としては機能しません。

企業アカウントでしたら、自社のサービスや情報に興味がありそうな方を探して、まずは皆様からフォローをして有益な情報を更新していきましょう。

もしも、「フォロワー」という言葉もピンとこなかったり、即効性のあるWeb集客を考えたりするのであればTwitterに関しては後回しにしていただいて良いと思います。

参考までに、一例ですが、Twitterで反響が上がるとどのような効果があるのか、Webサイトの解析データをもとにご紹介いたします。

Twitterの事例1 当社の場合

こちらが、参考までに弊社の事例になります。

当社のブログにはソーシャルボタンを付けていますから、どれだけ反響があったのか分かるようになっています。

具体的にはブログのタイトルの下にある、Facebookのいいねボタン、Twitterのツイートボタン、Google+、LINEのボタンです。

これまで公開した当社のブログの中で、一番Tweetされたのが、当社のデザイナーが書いた『集客したい方必見!デザイナーが教える「当たるチラシ」の作り方』というブログです。

Tweetされると、そのTwitterのアカウントの所有者に表示され、その表示されたTweetがフォローしている方のアカウントに表示される、という伝達経路で情報が伝達します。

上記の図がブログの閲覧数が分かる画面になります。Tweet数の多かった記事がダントツで見られているのが分かると思います。

 

Twitterの事例2 アイドルを起用したPRを行うクライアントの場合

それでは具体的に、フォロワーがそもそも少なく、しかも急激に増やす手段がないという企業はどのようにすればいいでしょうか?

この事例は、担当している大阪の自動車教習所様のものになります。

経緯は話すと長くなるので割愛しますが・・・、こちらの会社の社長は非常にプロデューサー目線で集客を捉えることに長けており、2年前からアイドルをPRキャラクターに任命して、販促物やCMなどに起用しています。

また、そのアイドルが持つTwitterのフォロワーの方に対してコミュニケーションがとれる点にも着目しTwitterを利用しています。うまく拡散すると、Webサイトへの流入数が一気にあがります。

具体例として、Twitterを使った一例としてこのような出来事がありました。

その結果、ファンの方の感想は「ファンの声を聞き入れてグッズ作成をしてくれることはないので嬉しい」と、非常に好評でした。

このように数万人アイドルのファンに対して即座にコニュニケーションを取ることができますので、これはTwitterの大きな長所だと言えます。

(2)LINE@は“手の平”に情報を届けるメディア

LINE@に関しても、「どう使ったらいいの?」とよく聞かれますが、LINE@もTwitterと同様に「友だち」を作らないと意味がないです。

友だちを作らないと伝わる情報がないので、はじめに友だちを増やすことから考えましょう。

最近、飲食店などで「QRコードを読み取ってお友だち追加お願いします」というPOPを見かけませんか? このPOPというのは、友だち追加を促して「プッシュ通信」ができるようにするという集客目的が込められています。

プッシュ通信とは、LINEでメッセージが届くとスマートフォンの画面にお知らせが届くことをいいます。“手の平”に皆様が発信したい情報が来るので見ていただく確度が高まるんです。

ですから「友だち」を集めることをできるのであれば、LINE@はどの媒体よりも消費者と近づける非常に効果的なツールになります。

但し、LINE@はこれからすごく重要なツールになると思いますが、「友だち」をつくるのはとても地道な活動です。

それが難しいのであればLINE@も今すぐのお客様を集めるツールではないので、ちょっと力を抜いて考えていただいた方が良いのではないかと思います。

(3)映像を作って配信するYoutube

Youtubeは映像配信サービスです。

まずは、「映像をつくっていただく」という作業に手間がかかりますが、スポーツクラブ様の場合は、例えば筋トレの方法やヨガのポーズの紹介など、動画で配信できるコンテンツがたくさんございますので、企業のブランド価値を上げていくのには有効です。

ためになる情報はシェアされたりしますし、必要であれば、海外に向けたアピールもしやすいでしょう。

とはいえ、Youtubeもすぐに売り上げにつながる媒体というよりは「ブランド価値を高めるため」と位置付けて運用していただきたいと思います。


いかがですか?

今すぐの集客に関しては、リスティング、Facebook、そしてコミニュケーションを醸成しながら「明日の売り上げづくり」につながる集客のために、Twitter、LINE@、Youtubeが有効なことについてお話いたしました!

次回はWeb集客の最終回、ホームページに訪れた人の“顧客獲得単価を下げるための施策”をお話します。乞うご期待ください。(廣見)