【初心者向け】グーグルアドワーズとヤフースポンサードサーチの違い Vol.6

【初心者向け】グーグルアドワーズとヤフースポンサードサーチの違い Vol.6

【初心者向け】
グーグルアドワーズと
ヤフースポンサードサーチの違い

リスティングメルマガ vol.6

こんにちは。マーケティングデザインの廣見です。

前回は、リスティング広告の運用面でのメリットとデメリットについて説明しました。簡単におさらいをしてみましょう!

①リスティング広告運用のメリット
・無駄な広告費を抑えられる
・リアルタイムで効果が分かる
・広告の継続・停止が簡単にできる

日本の検索エンジンの利用状況ってご存じですか? グーグルが約62%・ヤフーが約35%・ビング(Bing!)が約3%となっています。そのため、グーグルとヤフーに広告を出稿すればインターネット検索をしているほぼ全員のユーザーへアプローチすることが可能になります。

・出稿に手間がかかる
・定期的に管理する必要がある

メリットとデメリットを詳しく理解して運用できれば、リスティング広告は難しいマーケティング方法ではありません。

これまで、リスティング広告のキホン的な部分をお話ししてきました。今回からはいよいよ実戦的なノウハウをお伝えしていきます。一歩踏み込んだ内容になっておりますので、できるだけかみ砕いてお話ししていきますね!

リスティング広告を出稿できる場所はどこ?

これまで何度か説明してきましたが、リスティング広告を出稿するには、グーグルのグーグルアドワーズと、ヤフーのヤフースポンサードサーチの2種類があります。

今回は、2つのリスティング広告の違いについて説明をしていきたいと思います。

リスティング広告は検索エンジン大手2社の「グーグル」と「ヤフー」に広告を出すことができます。

日本の検索エンジンの利用状況ってご存じですか? グーグルが約62%・ヤフーが約35%・ビング(Bing!)が約3%となっています。そのため、グーグルとヤフーに広告を出稿すればインターネット検索をしているほぼ全員のユーザーへアプローチすることが可能になります。

グーグルアドワーズもヤフースポンサードサーチも、アプローチしたいユーザーを考えてキーワード設定を行い、設定したキーワードと連動して広告が表示されます。グーグルアドワーズは「グーグル検索」、ヤフースポンサードサーチは「ヤフー検索」を使った際に、それぞれ広告が出る仕組みになっています。

グーグルアドワーズもヤフースポンサードサーチも、アプローチしたいユーザーを考えてキーワード設定を行い、設定したキーワードと連動して広告が表示されます。グーグルアドワーズは「グーグル検索」、ヤフースポンサードサーチは「ヤフー検索」を使った際に、それぞれ広告が出る仕組みになっています。

グーグルとヤフーの検索エンジンの特色や違いを理解することで、より効果的にリスティング広告を活用することが可能になるので、もう少し深堀りしていきましょう!

■グーグルとヤフーではユーザー層が違う

グーグルアドワーズとヤフースポンサードサーチの大きな違いのひとつがユーザー層の違いです。グーグルとヤフーの検索回数を集計した結果、以下の情報が分かりました。

男性
・ヤフー:48.3%
・グーグル:51.7%

女性
・ヤフー:61.7%
・グーグル:38.3%

(ヴァリューズ2015年3月調べhttp://www.valuesccg.com/knowledge/report/marketing/010/)


ヤフーユーザーは、女性や、パソコンや携帯などのメディア利用時間が平均的な利用時間よりも少ないユーザーが多いです。一方でグーグルユーザーは、若年層やネットリテラシーが高いユーザーが使っています。

検索エンジンひとつとっても、ユーザー層にはこのような違いがあります。これらのユーザー層の違いを理解しつつ、どちらに広告を出稿するのが効果的かを考えましょう。

グーグルとヤフーでは広告の配信地域が違う

ヤフースポンサードサーチの場合は、日本国内に向けてのサービスになるので、日本国内の47都道府県に対応しています。

一方、グーグルアドワーズは日本国内に限らず海外にも広告を出稿することが可能です。そのため、日本にいながら欧米各国やアジア諸国などにも広告を掲載することができます。

スポーツクラブでしたら、あまり海外に目を向けた広告は必要ないかもしれませんが、知っておいて損はありません。

■グーグルとヤフーでは検索パートナーが違う

グーグルとヤフーは、それぞれ「検索パートナー」を持っています。検索パートナーとは、それぞれが提携しているサイトのことです。

グーグルの検索パートナー
・AOL
・Ask.com
・auポータル
・BIGLOBE
・goo
・Infoseek
・livedoor
・OCN

ヤフーの検索パートナー
・Excite
・bing
・@nifty
・So-net
・Ameba
・JWord
・OKWave
・朝日新聞


グーグルアドワーズ・ヤフースポンサードサーチ共に、リスティング広告の出稿を行うと、これらの検索パートナーにも広告が表示されます。

■配信できる広告の種類が違う

グーグルアドワーズでは、リスティング広告(キーワードを自身で設定して出す広告)のほかに、

・ディスプレイ広告(ポータルサイトやブログなどの広告エリアに表示される画像やテキストの広告)

・動画広告(You Tubeで本編の動画が再生される前に流れる広告の動画)

・モバイルアプリインストール広告(モバイルアプリのダウンロード数を伸ばすことが目的。広告をタップするとアプリのダウンロードページへ進む)

などの配信方法を選ぶことができます。

その点、ヤフースポンサードサーチは、リスティング広告(キーワードを自身で設定して出す広告)がメインとなります。

■まとめ

グーグルアドワーズとヤフースポンサードサーチは、似ている部分がありますが、違いもあります。まずは少ない予算で両方に広告出稿を行い、効果測定を実施して予算の配分を考えていきましょう。スポーツクラブの利用状況や狙いによっては、どちらかに絞って広告掲載することもひとつの方法です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。次回は、リスティング広告を始めるためのアカウント構造について分かりやすく説明したいと思います。ご期待くださいね!