スポーツクラブの集客チラシは、縦型か横型かどちらがいいの?

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saishoみなさん、こんにちは。マーケティングデザインの税所です。これまで15年以上スポーツクラブのチラシ制作を専門に行ってきて、延べ3,000枚以上のチラシに携わってきました。今回は、デザイナーの私から、「スポーツクラブの集客チラシは、縦型か横型かどちらがいいの?」という質問についてお答えさせていただきます。

チラシには縦型と横型があります。実際にお客様から「どちらがいいの?」と聞かれることもあります。でも、なかには自分の好みや、そのときの気分で決めておられる方もいらっしゃることでしょう。そういった“なんとなく”の理由だけでは、せっかくのチラシがもったいないので、しっかりと双方の魅力をお伝えしていきますね!

まずはチラシに掲載する内容と、「チラシをどの順番で読ませたいか」と考えていきましょう。また、全て反響のあったチラシを参考までにご紹介していきます。

 スポーツクラブのチラシに入る3つの要素とは?

スポーツクラブのチラシのほとんどは、これから紹介する3つの要素から成り立っています。

(1) キャッチコピー
(2) 内容
(3) 特典

チラシの大半は、この三つの内容で構成されています。チラシの内容を考える、広告担当者の立場から考えると、チラシは写真が入ったり、いろんな伝えたいことがあったりして一見複雑なように感じますが、基本的にはシンプルでこの3つがあれば消費者に情報をお届けすることができます。それからわかりやすさとインパクト。インパクトを持たせることで目をとまらせ、周囲の文章を読ませる。それが鉄則です。

では掲載する内容を決めたら、これらの情報をどこにレイアウトしていくのかが、一つのポイントです。それでは縦型、横型のそれぞれのチラシの形に添って、特徴などをご紹介いたします。

スポーツクラブ集客で使われる「縦型チラシ」の特徴とは?

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縦型チラシは、なんといっても「誘導のしやすさ」が特徴です。

上から下に視線を促す誘導線があり、キャッチコピーから特典までの内容を見てもらうための誘導がしやすいです。私たち日本人は、そもそも文章を上から下へと縦に読んで視線を動かす文化がありますから、そういった自然と体に染みついた動きを考えても縦型のチラシはすんなりと情報が入ってくるようにできています。

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縦型チラシの場合は、上から下への誘導線がありますので、視線の流れを意識して、それぞれのコンテンツを並べていきましょう。そうすることで、自然と読みやすいチラシが完成します。

<例>実際に制作したチラシをご紹介

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「横型チラシ」で躍動感のある紙面を作ろう

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横型チラシは自由度が高く、インパクトの高い紙面が作れます。長く広告に携わっている担当の方でしたら、横型は表現力が高いとイメージできると思います。実はフィットネスクラブの大半は「横型チラシ」を選ぶことが多いのです。やはり躍動的な表現を期待するのであれば、横型チラシの得意分野。それでは横型チラシの特徴も見ていきましょう。

<例>実際に制作したチラシをご紹介

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視線をL字に誘導する流れを仕向けています。

上にキャッチコピーがあって下に特典、店名をおくことで、消費者は自然とL字に視線が動き、紙面全体に目が届くように計算されたデザインにしています。これで、躍動的な紙面の完成です。

このように振り返ってみると、街で目にするチラシでは、案外視線の誘導が考えられていないチラシも多く見かけます。ご自身が担当されたチラシはどのように視線が動くか、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

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saisho

 

 

チラシに掲載する内容や目的に合わせて縦か横かを選びましょう。縦型の場合、キャッチから特典までの流れが誘導しやすく、横型は表現しやすくインパクトのある紙面が作れます。

チラシの縦横についてはいままでさほど気にしてこなかった方でも、理由がわかることでより戦略的なデザインが考えられるようになるでしょう。

もしもチラシのデザインに悩んだらお気軽にご連絡くださいね。それでは、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。(税所)

 
 

 

 

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