Web動画とテレビCMの違いを知り、動画マーケティングをはじめよう

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皆さん、こんにちは。株式会社マーケティングデザインでコンテンツ制作をしている高橋です。本ブログでは、映像制作のプロ、株式会社フレイ・スリーの前田考歩さんに動画制作のノウハウをお聞きしてまとめさせていただきました。

今回のブログでは、集客で活躍する動画コンテンツの基本を理解していただけるよう、テレビCMと比較しながら分かりやすくお伝えしてまいります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

 テレビCMとWeb動画の「違い」を考える3つのポイント

1:動画の「作り方」の違い。Web動画は、正しい情報を正しく伝える

皆さん、「動画」と聞くとどのような印象を思い浮かべますか? 一般的に、動画と聞くと、テレビCMのようなインパクトを重視した映像を思い浮かべる方が多いようです。派手な演出、有名な俳優の出演、豪華な撮影セット・・・など、CMはコストがかけられて制作されています。

ただし、どの企業もテレビCMのようにお金をかけて動画を制作できるとは限りません。Web動画をつくる際、大切なことは「どのような目的でつくるのか」という部分です。ブランディングなのか、イベント告知なのか、レポート、営業促進・・・と、さまざまな目的が浮かんでくると思います。まずは、その目的に沿って「視聴者」が何を求めているかを考えてみましょう。

それは、CMのように派手な演出とは限りません。正しい情報を正しく伝えること。それがまずはWeb動画における基本の考え方です。

2:配信される「媒体」の違い。Web動画には多様な媒体が存在する

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テレビCMは、基本的に番組と番組の間にしか流れません。一方、Web動画というのは、テレビCMよりもはるかに多様で膨大な媒体が存在します。ランディングページに載せるのか、そのほか、スマホやSNS、Youtubeなど、載せる場所(媒体)もさまざまですから、動画制作をする際には、それらに合った動画の長さや演出、編集を考える必要があります。

3:「テキスト」の扱い方の違い。Web動画はテキストとセットで考える

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Web動画をつくるときの大きなポイントとしては、テキストでは表現しきれないようなところを映像化することでより多くの情報を分かりやすく掲載できる点です。テレビCMは映像がメインのため、映像に+αの情報を掲載しなければフリップを出すなどの工夫が必要です。しかし、Web動画は、テキストをベースに画像や、静止画、動画を載せて構築することができます。

ですから、テキストで伝えられることは映像化する必要がないので、できるだけ完結に短い動画をつくるよう意識しましょう。尺の長い映像は、制作費もかかってきます。映像が長くなると、途中で飽きてしまい、離脱率も上がる傾向にあります。効果的なWeb動画をつくるなら、テキストで伝えたいものはテキスト化して、映像で見せたいものは映像化してつくりましょう。

補足として、Web動画とテキストをセットで考えることはSEO対策にもつながります。動画のみの掲載ですと、検索エンジン対策としては弱いことをお伝えしておきます。SEO対策をするには、必ずテキストページを捕捉をする必要がありますので、効果的な動画をつくるための施策として、覚えておいてくださいね。

テレビCMは大きな心の動きが必要。一方でWeb動画に必要なものは・・・?

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縦幅は映像制作に必要なコストやセンスです。横幅は、映像を見て動かさなければいけないユーザーの心の幅や感情の幅を表しています。

テレビCMは、見ている人の心を掴み、「面白い」「すごい」など、興味を惹く映像が肝心

もしも多くの人に驚かれて振り向いてもらうための動画をつくるのであれば、動画そのものの企画や起用する出演者などにコストを割いて「心の振れ幅」の大きな作品を目指す必要があります。何気なく見れるテレビCMは、Webのような「検索」や「行動履歴」などをリサーチすることはありません。どちらかと言うと、見ているユーザーの感情を動かすのがテレビCMの醍醐味です。つくるときは、圧倒的なクオリティが要求されますので、当然コストも必要です。

Web動画は、見ている人の「納得」や「なるほど」「理解」のような感情が必要

Web動画は、皆さんがどういう目的で、どういう場所で映像を見せたいかにもよりますが、文脈が高い動画ほど有効です。効率良く効果が出せる動画には文脈性が必要です。

まとめ

いかがでしたか? 本ブログでは、テレビCMとは違った概念で、Web動画を考える必要性をお伝えしました。Web動画の定義をもとに、どのような目的で、どの媒体に載せるかをしっかり考えて動画制作に取り組んみてください。ポイントは動画の適材適所です。どの場所でどの情報を掲載するのか、またどのように作るのかも大切です。皆さまの施設においても、動画マーケティングの施策をする上で、ぜひ参考になさってみてください!(高橋)

 

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